
小学生の子供にそろそろ英語を勉強させたいんだけど、ドリルをやるならどれがおすすめ?
子供が嫌がらずにできるドリルが知りたい。
こんな質問に答えます。
2020年度から小学校でも英語が必修化されました。
これにしたがって、たくさんの小学生が学校以外でも英会話を習ったり、通信教育などで英語を勉強するようになりました。
正直、小学校で教わる英語はそこまで難しいものではありません。
でも、今のうちにきちんと基礎を作れるかどうかで、子供たちの将来の英語力が大きく左右されます。
学校でやるだけの子と、家で英会話や英語学習をやっている子供では、中学、高校、大学と進むうちに差が出てきてしまうのは当然ですよね。
この記事を読むことで、小学生の子供たちが今後の英語学習において、幸先の良いヘッドスタートを切るために役立つドリルと勉強方法を知ることができます。
♦この記事の内容♦
- レベル別おすすめの英語ドリル
- 無料でできる英語学習
♦この記事の信頼性♦
この記事を書いている私は、TOEIC960点、海外経験10年以上で子供たちに英語を教えてきた元英会話講師です。
独学で応用言語学や心理学も勉強しています。
そんな私が英語のプロの立場から、本当に身につく、失敗しない英語ドリルの選び方をご紹介します。
はじめて英語を勉強する子供向けの英語ドリル【小学校低学年~中学年】
ドラえもんはじめての英語ドリル アルファベット・フォニックス・ローマ字
今まで英語を勉強したことがない、アルファベットから始めたい、という子供たちにおすすめのドリル。アルファベットとローマ字の書き方を勉強した後、フォニックスを学べるのが嬉しい点。
フォニックスは英語圏の幼稚園生や新1年生が最初にならう、英語の音のルールのようなもの。最初にこれを知っておくだけで、英単語を覚えたり、英語の本を読むことがぐっと簡単になります。
また、発音もぐっとよくなります。
フォニックスについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
小学生のための英語練習帳1 アルファベット・英単語・会話
こちらもアルファベットから学べるドリルです。
昔ながらの英語ドリルという感じで、親も安心して使えます。カタカナ表記がついていて、フォニックスなどがないので、
ドラえもんのドリルに比べると、古い印象があり、劣る部分もあるのですが、簡単な挨拶文もあり、CDもついているので、初めてのドリルとしては悪くないと思います。
ボリュームはあまりありませんが、続きで2.英単語、3.英語の文のドリルがシリーズ化されているので、体系だてて英語を身につけていくことができます。
フォニックスの本+サイトワードで英語圏の子供たちと同じように学ぶ
英語を英語のまま、英語圏に住む子供たちが学ぶように学んで欲しいという場合はフォニックスの本+サイトワード+サイトワードリーダーで学ぶのがおすすめです。
先ほどの2冊のドリルは小学校で習う単語などが覚えられるようになっていますが、サイトワードの場合、英語圏の子供たちが最初に覚える100単語を覚えます。
これによって、たくさんの本が読めるようになったり、聞き取りができるようになったりと、本当に話せる英語を身につけるための基礎となります。
ある程度単語を覚えたらサイトワードリーダーで簡単な文章をたくさん読むこと(聞くこと)で確実に英語が身につきます。
小学校高学年から中学生まで使える英語ドリル
フォニックス+サイトワード+サイトワードリーダーの英語学習法は高学年にもおすすめ
フォニックス+サイトワード+サイトワードリーダーの英語学習法は効果も抜群なので、アルファベットや簡単な単語を身につけた子供たち全員におすすめです。
高学年以上の子供たちにも、英語学習がはじめて、という子供たちにはまずフォニックスとサイトワードをのドリルをおすすめします。
イラストで直感的にわかる小学英語ワークブック
ある程度英語学習をしてきた子供におすすめなのが、英文法のドリル。
小学生に英文法って必要なの?と思うかもしれません。
まずは、たくさんのフレーズや文章のストックが頭に入ってからの方が、英文法の勉強は効率的です。
小学校でやる英語学習としては英文法として勉強する必要はないかもしれませんが、中学英語でつまづかないための予備知識として勉強しておいて損はないです。
小学英語スーパードリル②はじめて英語で言ってみる・書いてみるNEW EDITION
小学生向け英語ドリルのベストセラー。
新指導要綱にも沿っていて、読む・書く・話す・聞くすべての力をバランスよく身につけることができます。
すでにアルファベットやフォニックスの学習が終わっている中学年以上の子供におすすめ。
英検Jr.や英検の勉強もアリ
英語を勉強する目的は、最終的には「話せるようになること」です。
でも、子供たちには、身近に外国人の友達がいたり、外国人と話す機会がなければ、その目的はあまり現実的ではなく、やる気を保つのが難しいです。
なので、英検を目指して勉強する、というのもおすすめ。
英検合格できたらかっこいい!そんなモチベーションで英語を勉強すると、具体的な目標があるので、意外と英語が身につきます。
英検はまだちょっと難しいかな、という場合は英検Jr.もおすすめです。
英検Jr.のサイトでは、無料でサンプル問題を受けられるので、ゲーム感覚でトライしてみるのもありかも。
英検Jr.は小学校の外国語活動に対応しているので、英検Jr. の勉強も、小学校での英語に役立ちます。
そして英検Jr.のあとは、英検5級から、実際の級に挑戦してみる、というのもいい方法です。
小学生の時からどれくらい英語をやっていたかで、中学、高校、大学と長年付き合うことになる英語力の土台の厚みが変わってきます。
今のうちからきちんとやっておくことで、大きく飛躍することができるので、是非子供に合ったドリルを見つけてあげてください。
コメント