子供が英語を話せるようになるには?バイリンガルになる3つの方法

子供が英語を話せるようになる3つの確実な方法

子供には英語を話せるようになってほしい。

どうしたらいいのかな?
日本で子供をバイリンガルに育てることはできる?

こういった疑問に答えます。

この記事の内容

  • 子供が英語を話せるようになるには、大量のインプットが大事
  • 確実にバイリンガルに育てる方法は3つ
  • お金をかけずに、英語環境を作る方法

 

エリ
エリ

バイリンガル英語講師のエリです。たくさんの子供たちに英語を教えながら、応用言語学や心理学を勉強してきました。
その経験と知識から、科学的に裏づけされた、子供たちが本当に英語を話せるようになる方法を解説します。

よくあるお母さん方からの質問で、「子供が本当に英語をはなせるようにするにはどうしたらいい?」というものがあります。

答えは、英語を話せるようになる方法は1つだけではないのですが、研究からも、私自身の経験からもいえるのは、子供のうちはとにかく「インプット」が大事だということです。

というわけで今回は、子供が確実に英語を話せるようになる方法に関して解説していきます。

※3分くらいで読めますので、子供の英語力を伸ばしたいと本気で考えている方は3分だけお時間をください。

子供の英語力を伸ばすのに大事なのはまず「インプット」です

本とインプット

日本人は「話す練習」が足りないと言われていますが大事なのはインプットです。
ほとんど何も知らない人に、その言語を「話せ」と言っても無理ですよね。

言語学者のスティーブン・クラッシェン曰く

「人間が食べ物を食べて、消化するプロセスが誰でも同じように、言語習得のプロセスも、人間皆同じ」だそうです。

そして、その言語習得のプロセスはインプットから始まります。

アウトプットはあくまでも言語習得の結果として、インプットしたものがあふれ出した状態。

つまり、外国語の習得には、Comprehensible Input(理解可能なインプット)を大量に行うことが近道です。

大量の理解可能なインプット(Comprehensible Input)で初めてアウトプット(話すこと)ができる

スティーブン・クラッシェンによると、言語の習得は、今のレベルより少しだけレベルの高いインプットを行うことで進歩する、とのこと。

これは感覚的にも理解できると思います。

全く理解ができない難しい英語のニュースを子供に聞かせるよりは、分かるレベルだけれども、知らない単語が出てくるレベルの英語を聞いた方がずっと英語が身につくと思いますよね。

なので、子供のレベルに合った、分かる英語をたくさん聞くこと、読むことが大事です。

確実にバイリンガルに育てる方法は3つ

子供が本当に使える英語を身につけるのは、そう簡単ではありません。
でも、実際に子供をバイリンガルに育てている人はたくさんいます。

確実にバイリンガルに育てるための方法は3つあります。

  • インターナショナルスクールに通わせること。
  • 親子留学などで海外で過ごしてみること。
  • 家庭で英語に触れる時間を増やし、環境を整えること。

当り前ですが、インターナショナル・スクールに通わせたり、親子留学などで海外で一定期間過ごすことはとても効果があり確実です。

ですが、近くにインターナショナル・スクールがなかったり、仕事をしていて親子留学なんてできなかったり、この2つは誰もができることではありませんよね。

※インターナショナル・スクールに通わせたいけど、遠くて無理、という場合は、オンライン・インターナショナルスクールGlobal Step Academyを試してみるというのも手です。無料体験もあり。

でも一番、誰でもできるのは、家庭での環境を整えること。

とにかく子供への英語のインプットの量を増やします。

お金をかけずにインプットを増やす英語環境の作り方

成長

インターナショナルスクールや、親子留学は莫大なお金がかかります。
でも、日本にいながら、そこまでのお金をかけずに英語環境を作ることもできます。

英語環境を作るときに心に留めておいて欲しい2つのことは、

意識せずに英語環境は作れないこと
楽しんで英語を学べる環境にすること

前述のクラッシェンも言語の習得は本人のやる気によって大きな差が生まれ、ストレスにさらされていたり、やる気がない場合は、なかなか身につかない、と言っています。

そこで、一番大事なのが、楽しみながら英語を自然に身につけられる環境を作ること。

とはいっても、お母さん、お父さんが英語を話すという場合をのぞき、意識して作らなければ、英語環境は作れません

まず一番最初にやるべきは、年齢やレベルに合った教材やDVDなど、子供が英語を嫌がらずできるものを用意します。

幼児~未就学児:NHK基礎英語の田中先生監修のオールイングリッシュの幼児向けDVD教材ミライコイングリッシュなど。ディズニーの英語システムもいいですが、とにかく高い(フルセットで約89万円)です。そこまでしなくてもいいので、幼児向けのDVDを見せるなどして英語に親しみましょう。
小学生ハッピーイングリッシュなどの教材がおすすめ。お金を全くかけずに無料でやるなら、NHKの英語ビートを見たりもできますが、インプット量は少ないです。

そのほかにも、YouTubeやNetflix、DVDで英語のアニメを見せたり、本を読んだり、いろいろな方法を駆使して子供に合う方法を見つけていくしかありません。

具体的に効率的な学習方法を知りたいかたは、下の英語の教え方の記事を参考にしてみてください。

子供たちが英語を身につけるためのステップを詳しく解説しています。

日本でバイリンガルに育てることも可能です

実際に親が英語が話せなくても、子供が英語を話せるようになったケースはたくさんあります。

どのケースも、親に『子供には英語を話せるように教育しよう』という覚悟があったこと、そして無理強いせず『英語を身につける環境を与えた』点が共通しています。

高額なインターナショナルスクールに行かせなくても、たくさんの動画とたくさんの本に必要なお金だけをかけています。

バイリンガルと言っても英語と日本語が同じ位話せる必要は、ありません。

特に子供時代には、英語が不自由なく使える基礎を作ってあげることが大切。

親が英語を話せなくても、子供が小学生でTOEIC800点や900点以上を取ったり、中学生で英検1級をとる子もいます。

そういった子たちは、受験でも大きなアドバンテージになりますし、将来の就職活動でもかならず役に立つでしょう。

英語は算数などと違って、つまらない勉強ではなく、知りたい、話したいという能動的な欲求をつくりやすい科目でもあります。

アニメを見たりYouTubeを見たり、面白い本を読んだりすることで、どんどん身についていきます。

是非、子供の将来の可能性を広げる土台を作ってあげてください。

♦記事で紹介した英語が話せるようになるおすすめの教材リスト♦

無料体験以外は、多少お金がかかりますが、インターナショナルスクールに入れたり、海外留学をすることを考えたらコストパフォーマンスはとても高いです。

さらに、英語が話せるようになれば、子供の将来の選択肢は格段に広がります。

また、英語教育は早ければ早い方がいいことが最近のさまざまな研究で分かってきていて、科学的コンセンサスがとれてきています。

まだいいかな?と思ってしまうかもしれませんが、子供の将来のために今すぐに始めましょう。

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