
子供があまり英語に興味を示してくれなくて。
CDをかけ流すだけでも意味はある?
2020年から小学校でも英語が必修化されます。小学3年生からは、どこの小学校でも英語を教えることになります。英語は小さい頃からやっている子供と何もしていなかった子供で大きな差が出てしまいがち。
今まで何もしてなかった、あるいは子供が英語に興味を持ってくれない、そんな場合、何から手をつけていいのか分かりませんよね。
机に座らせて勉強をさせるのは難しいですが、CDのかけ流しって英語学習に効果はあるんでしょうか?
結論からいうと、実はCDのかけ流しは子供の英語学習にそれなりに効果アリ!ということが、1997年のロチェスター大学の研究で分かっているんです。
この研究では、英語だけを話す人たちに、ほかの事をやってもらいながら、人工的な言葉を流し、その後どれくらい理解しているか等を測ったんですね。
この研究で分かったことは、本人が聞こうとして聞いていなくても、頭の中ではその言語を処理していた、ということ。

机に向かって勉強しなくても、CDを流していたら英語を身につけられるのかな?
この研究では、脳の中で一応プロセスされていることは分かっていますが、残念ながら、それだけでは話せる英語は身につきません!
きちんと話せる英語を身につけるためには、聞き流し以外の学習も必要です。
2010年のケンブリッジ大学のレビューでは、すでに知っている言葉を何度も聞くことでより効果があることが分かりました。

つまり、英語の聞き流しは「すでに一度勉強した単語」であればより効果が出る、ということですね。
英語で映画を観ると、小学生の英語学習にも効果アリ
聞き流すだけでも、全く効果がないわけではないけれど、きちんと使える英語を身につけるなら、文字や絵を見ながら聞くことが効果的です。
2009年のベルギーで行われた研究では、オランダ語圏の生徒達374人に対し、英語のテレビや映画を字幕つきでよく見るグループと見ないグループに分け、英語のテストの評価にどれだけ差が出るかを測りました。
結果は、英語のメディアを字幕つきでよく見る生徒の成績は見ない生徒よりも著しく良い!ということが分かりました。
当然と言えば、当然の結果のようですが、生徒達は英語を勉強しようとして見ているわけではなく、字幕つきで見ているところがポイント。
覚えようとしていなくて、身につくということです。
小学生でも、ある程度漢字が読めるようになったら字幕つきで映画をたくさん観るといいですね。
でも、より効果的に英語を身につけるなら、先にインプットも必要です。
小学生の英語学習におすすめの聞き流しにも使えるCD教材
同じ聞き流しでも、知っている単語、一度勉強した単語を聞いた方がより効果的に身につくことが分かっているので、CDやDVDの教材で勉強するのがとても効率的です。
英語教材で勉強しつつ、かけ流しにも使えるCDなら、ハッピーイングリッシュがおすすめ。リズムに乗せてフレーズを覚えられるので、時間のないときは聞き流すだけでも色々な場面に使える英語のフレーズが身につきます。
当サイト「小学生の英語ランド」編集部では、子供たちが将来グローバル社会で活躍できる、ホンモノの英語力を身につけることができる教材やオンライン英会話を徹底的に検証しています。
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