休校が子供たちに与える影響|小学生が今すべきこと

小学校休校の影響とすべきこと
休校中に子供達は何をすべき?英語?ピアノ?

世界中でコロナウィルスが蔓延し、大変な状況が続いています。

日本は比較的感染のスピードが遅く、今のところイタリアやスペイン、イギリスのようにはなっていませんが、毎日感染者数が増えている状況です。

そんな中、小学校や中学校の休校延長が決まった地域も多くあります。

すでに休校が長く続いているなか、親も子供たちも疲れやイライラがたまってきているのではないでしょうか?

休校が続いて、子供達はYouTubeやゲームばかり。

何かお互いにイライラせずに、家でやれることってないかな?

この休校中、なかなか勉強が手につかない子供たち。

ダラダラとiPadを見たり、ゲームをする子供たちを見て、イライラ。

休校が延長されて途方にくれている人も多いのでは?

この状況下でストレスがたまるのは、いたって自然なこと。子供も大人もやる気を失ったり、不安に駆られたりすることがあって当然です。

ただ、休校で全てが停滞している間に、何かを少しずつでもやることで、後々大きな差が出てきます。

新型コロナウィルスのパンデミックは世界にも大きな影響を与えていますし、その被害がどの程度になるのか、いつまで続くのかはまだ誰もわかりません。

ただ、はっきりと言えるのは、子供達が大人になる10年後20年後には、このパンデミックによるパニックも過去の話になっているということです。

休校で教育の機会を奪われた子供たちがヤバイ

もちろん病気の感染拡大を少しでも和らげるために、休校といった措置は仕方のないことです。
でも、子供たちはその影響を少なからず受けることになります。

2週間ていどの限られた休校であれば、その被害は限られたものでしょう。

でも、休校が長引くと、教育をうける機会を失った子供たちは必然的に遅れをとることになります。

学校で皆一緒に教育を受けることができなくなるので、自宅できちんと学習している子供と、なにも勉強をしていない子供の差が大きく開くことになると予想されます。

ユネスコでも多くの学校が休校になることのデメリット・懸念事項として、

「親がホームスクーリング(家庭学習)になれていないこと」

「親の教育レベルやインターネットやデジタル機器へのアクセスなど、家庭によって差があること」

により、子供たちに大きな影響が出ることを上げています。

休校中に子供たちが何をするか?で将来が変わる

では、休校中に何をするか。

小学生くらいの年齢では、よほど勉強が好きなこどもでもない限り、学校に行っている時ほど集中して長い時間勉強ができないのは当り前です。

進研ゼミやスマイルゼミ、ドリルなどをやらせている家庭も多いのではないかと思います。

でも、親世代がやってきた従来どおりの家庭での学習だけは、休校中の勉強としては足りません。

学校では宿題で出ていたような「勉強」だけでなく、社会性を身につけるためのバランスの取れた様々な体験ができるからです。

かといって、外出も自粛されている中でできることは限られています。

休校中に小学生がすべきこと

そんな中でも小学生が家でできることは、たくさんあります。

こういったことをするかしないかで、後々大きな差が出てくる可能性があります。

当サイトがおすすめするのは、5つ。

簡単な科学実験

重曹とお酢を使った実験や牛乳と洗剤を使った実験などがYouTubeで紹介されています。

家にいつもある材料で実験をしてみると、退屈している子供たちは、より興味を持ってくれると思います。

料理やお菓子作り、パン作り

普段家でお料理をしない子供でも、たくさんの時間があるので、一緒に料理やお菓子作りをしてみましょう。

読書

普段、学校やスポーツ、習い事などで忙しい子供たちに、この機会に読書を習慣づけましょう。

子供の頃にどれだけの本を読んでいたか、ということと、大人になってからの成功には相関関係があることが証明されています。

本屋さんに行くことはできませんが、Amazonや楽天で本を注文することはできます。退屈な時に何か新しい本が届くと、それだけでワクワクしますよね。

子供と一緒に本を選んで注文するところから一緒にやると、それだけで楽しみが増えます。

楽器の練習

今までやっていなかった楽器になどに挑戦するのも楽しいです。
中でもおススメは、お手軽にできるSimply Piano(シンプリーピアノ)というアプリ。
キーボードさえあれば、ピアノがなくても楽器の練習ができます。は、自然と楽譜を覚え、楽譜を見ながら鍵盤を打つ、ということができるようになる、とても良くできたアプリです。

ピアノは、楽譜を見ながら、右手と左手の両方を動かすことで、子供の脳を発達させることが、数多くの研究で分かっています。

今までピアノを習う機会がなくても、この休校中で時間のあるときに、キーボードでトレーニングしてみるのもおすすめです。

何か曲を弾けるようになる、という、分かりやすい目標を立てて練習すると、退屈な時間が有意義なものになります。

スタディサプリ

進研ゼミやドリルなどだけでなく、有名講師のレクチャー動画を見ることができるスタディサプリなどを取り入れて、メリハリをつけるのがおすすめです。

特にスタディサプリは講師のレクチャー動画を見ることで、ただドリルを解くのとは違った勉強が可能になります。


英語の勉強

この休校中に英語を勉強することもも、ちろんおすすめ。

この2020年度から、小学校でも英語が正式科目になります。(5年生、6年生)

でも、休校が決まったことで、しばらくは正式科目となった英語の授業が受けられなくなります。

その間にオンライン英会話ハッピーイングリッシュなどで英語をブラッシュアップしておくと、学校が再開されたときに、スタートダッシュがきれるようになると思います。

子供用のオンライン英会話で迷っていたら、こちらの記事も参考にしてください。

先が見えない今こそ、前に進もう

子供も大人も、モチベーションを保つには、「前に進んでいる」という感覚が必要です。
これは、研究でも証明されています。

休校は大人にとっても子供にとっても、ストレスが多いものになりがち。

特に、停滞している感覚が閉塞感を生み、子供の精神にもよくありません。

でも、これをチャンスだと思って、今までできなかったこと、手がつけられなかったものにチャレンジしてみましょう。

ピアノでも英語でも、実験でも読書でも、なんでもいいので、子供たちが何かをがんばって「前にすすんでいる」感覚を感じられるようにしてあげましょう。
子供たちの心の健康を保つためにも役に立ちます。

過去に前例のない大変な時期ですが、家でのありあまった時間を有効に使って、有意義なものにできるといいですよね。

休校が明けて、学校が再開したときに、なにか一つがんばったものがあると、子供たちのそれからの学校生活も、長い目で見た将来にも大きく影響があると思います。

 

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