
子供向けのオンライン英会話を探しているけど、どこがいいのかな?
できればネイティブの講師からレッスンが受けられるところがいいな。
最近では子供向けのオンライン英会話がたくさんあって、どこがいいのか迷ってしまいますよね。
でも、実はネイティブのレッスンを受けられる子供向けオンライン英会話はそれほど多くありません。
この記事では、「ネイティブ講師のレッスンを受けられる英会話」について解説し、本当におすすめできる2つのオンライン英会話をご紹介します。

バイリンガル元英会話講師エリです。
このサイトでは、英語のプロとしての視点から小学生向けの英語教材やオンライン英会話を評価しています。
小学生におすすめできる、ネイティブ講師のいるオンライン英会話はこの2つだけ!
結論からいうと、ネイティブ講師からのレッスンが受けられる子供向けオンライン英会話の中で自信を持っておすすめできるのは、Cambly(キャンブリー)とGlobal Step Academyの2つだけです。
ネイティブキャンプなどでもネイティブ講師からレッスンを受けることはできますが、実際は講師のほとんどがフィリピン人で、ネイティブ講師からのレッスンには追加料金が必要になりますし、予約がしづらかったりします。
ネイティブキャンプは、講師の英語力よりとにかくアウトプットの機会が欲しいという方におすすめできますが、ネイティブのレッスンを受けたい方にはおすすめしません。
英会話を学びたいならCambly Kids, 英語でいろいろ学びたいならGlobal Step Academy
ネイティブから英語を学ぶなら、Cambly KidsかGlobal Step Academyの2択ですが、この2つはかなり性質が違います。
Cambly Kidsはネイティブから英会話を習う、だれもがイメージするオンライン英会話そのものですが、Global Step Academyはオンラインのインターナショナル・スクールです。
Global Step Academyでは、英語や英会話を学ぶこともできますが、英語で算数のコンセプトやプログラミングなどを学ぶことができます。
英語を英語で学びたいならCambly、他のものも学ばせたい、近くにインターナショナルスクールがないけれど、オンラインでできるならやってみたいという方はGlobal Step Academyですね。
子供の英語習得の目的や性格に合わせて選んでください。
ネイティブ講師からレッスンが受けられるオンライン英会話はコスパが悪い?
例えばCambly Kidsは週1回のレッスンで月額6,368円。
Global Step Academyはコースによりますが、月2~5回、一回1時間で月額9,250円。
フィリピン人講師のオンライン英会話は週1回のレッスンだと月額3,000円前後ですので、こうしたオンライン英会話に比べると、CamblyやGlobal Step Academyは割高に思えます。
でも、まだなんでも吸収できる年齢の時に、間違った文法や発音で英語を教わるリスクを考えると、きちんとした英語を教えてもらえる安心感や効果を考えると、費用対効果は決して悪くありません。
むしろ、将来子供達がきちんとした英語を話せるようになることで広がる可能性を考えると、コスパは非常にいいのです。
小学生ならフィリピン人のオンライン英会話ではなく、ネイティブ講師を選ぶべき4つの理由!
子供向けオンライン英会話の多くがフィリピン人や東欧のセルビア人などの「ノンネイティブ」の講師を採用しています。
こうしたオンライン英会話を英語を学んでも、英語が伸びない、ということはありません。
ただ、当サイトでは、特に子供にはネイティブのレッスンを受けられることを強くおすすめしています。その理由は4つ。
- 講師の英語が文法的に間違っていることが多々あり、ブロークンイングリッシュが身についてしまう可能性がある。
- 発音がネイティブではないので、正しい音が身につかない。
- 講師の英語力やレッスンの質にもバラつきがある。
- 正しい音を聞き取ったり発生する音声言語には臨界期がある。
フィリピン人講師でも、きちんとした教育を受け、文法もしっかりした綺麗な英語を話す方も多くいます。
ただ、「ブロークンイングリッシュ」を話す講師が少なからずいるのも事実。こうしたノンネイティブの講師からレッスンを受けている子供達は気づかないうちに「ブロークンイングリッシュ」を身につけてしまいます。
講師の英語力が一定でなく、保証されない、のがノンネイティブの講師から英語を学ぶ問題の一つです。
また、子供達はフィリピン人の話す英語が「ノンネイティブ」だという意識を持っていません。なので、ノンネイティブの発音を「自然な英語の音」として認識して身につけてしまします。
語彙を増やしたり、文法を学ぶのは大人になってからでもできますが、音声言語には臨界期があります。
また、文法の中でも、a や theなどの冠詞のつけかたや、he やsheをとっさに言い分けるのは、子供のうちのが習得しやすく、大人になってからでは難しいものもあります。
臨界期は9歳から15歳と言われていますが、臨界期が来たら突然言語習得が難しくなるというわけではなく、年齢が上がるにつれ徐々に「正しい音の聞き分け」や「発音」が難しくなるため、特に小学生や未就学の小さな子供にとっては、正しい音、正しい文法の英語に触れることはとても大事なことなのです。
「間違ってもいいから話す」ことは大事ですが、だからと言って初めから間違った英語を学ぶのは違います。
小学生や未就学児は新しい言語を学ぶのには特に大事な時期ですので、ぜひネイティブのレッスンを受けてみてください。
ネイティブのレッスンは高い!とういう人にはこれ!
それでも、やっぱりコストを考えるとネイティブのレッスンは高いな~という場合は、オンライン英会話ではなく、CD/DVDなどの英語教材をおすすめします。
まだしっかりと英語が身についていない子供なら、むりにオンライン英会話で会話をするよりも、まずは正しい音を聞き、フレーズを発する練習をした方がきちんとした基礎を築くことができるから。
子供向け英語教材ならおすすめはハッピーイングリッシュ。綺麗な音を聞き、役立つフレーズを身につけることができます。
小学生におすすめの英語教材やオンライン英会話のランキングも参考にしてみてください。
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