英語が苦手な親でも子供が英語ペラペラになる方法

英語が苦手な親
英語が苦手な親でも子供が英語を話せるようになる方法

自分は英語が苦手なんだけど、子供には英語を学ばせたい。

親が英語ができないと、子供がペラペラになるのは無理なのかな?

そんな風に考えていませんか?

結論から言うと、親が英語が苦手、あるいは全く話せない場合でも、子供が英語が話せるようになることや英語が得意になることは可能です

確実に、と言えるのは、自分自身がそうだからです。全く英語が話せない両親のもと、周りに外国人もいない田舎で育ちましたが、TOEIC960点を取り、留学、海外就職を果たしました。

この記事では、自分が英語が話せるようになった経緯から、子供が英語が話せるようになるのに必要なことを解説します。

親が英語が苦手でも、子供は英語をペラペラに話せるようになる

アルファベットと人

日本に住んでいて、インターナショナルスクールに通わせるわけでも、親が英語を話せるわけでもなければ、子供に英語ができるようになってもらうのはなかなか難しそう、と思いますよね。

でも、子供は誰でも、英語を話せるようになる素地を持っています。

日本にいれば、誰でも日本語が話せるように、英語圏の子供は皆英語を話します。

つまり、「言葉を話す」というスキル自体は人間の基本的なスキルなのです。

詩人や小説化になるのであれば、芸術や音楽のようにセンスが必要になりますが、ただ言葉で意思を伝えてコミュニケーションをする、というレベルでは、できる子とできない子がいるような高度なスキルではない、と言えます。

もちろん、お母さんやお父さんが英語がペラペラに話せて、子供には常に英語で話しかけ、絵本を読んだり教えたりすることができるのであれば、それに越したことはないでしょう。

でも、お母さんお父さんが英語が話せなくても、子供が英語を話せるようになる方法があります。

子供に英語が話せるメリットを言い聞かせ、海外に興味を持たせる

誰だって、やっている意味があると思えないことにやる気を出すのはとても難しいですよね。

子供だって一緒です。運動会で1番になりたいから、かけっこの練習をする、サッカーの試合に勝ちたいから、ドリブルの練習をする、テストでいい点を取りたいから勉強する。

がんばるには動機づけが必要です。

そして、特に英語は、単純にテストでいい点を取りたいから、、という理由で勉強するよりは、「英語が話せたらかっこいいな」「外国人と話してみたいな」という具体的な動機づけが役に立ちます。

テレビやYouTubeで海外の綺麗な風景を見て、「英語が話せたら、世界中どこに行っても困らないから色々なところに安心して旅行にいけるね」と話したり、英語でインタビューする憧れの野球選手をみて「英語が話せるってかっこいいね」というコメントをしたりと、常に将来の子供のメリットになることを伝えるように心がけます。

最初は全く興味を示さないかもしれませんが、事あるごとに英語が話せるメリットを伝えると、子供も自然とそれを受け入れていきます。
そうすると、英会話でも英語の勉強でも、がんばれば将来どんなことができるのかを具体的に想像できるようになって、積極的に学ぶ姿勢を持てるようになります。

これは、私自身の経験からも言えることですが、子供たちに実際に英語を教えてきて感じることでもあります。

「何のためにやっているのか分からない」と子供はどうしても途中で挫折してしまいます。
本人にとっての具体的なベネフィット(利点)を伝えることがとても大切です。

子供が少しでも興味を持てるようになったら、英検などを目指してみて、具体的な目標ができるとさらに英語力を伸ばすことができます。

英語を学べる環境を整える

親が英語が苦手でも大丈夫

たとえ子供があまり興味を示さなかったとしても、英語を学ぶ環境は整えてあげましょう。

英語がサッカーや音楽などの習い事と違うのは、興味がなければやらなくていい、というものではなくなってきている点です。

子供達が将来どんな仕事につくにしても、英語ができることは大きな武器になります。
これからグローバル化がどんどん進み、仕事選びを日本国内だけに限定する必要はなくなってきます。
例えば、美容師になったとしても、英語ができれば世界中どこででも働くことができます。
大人になった時の可能性を大きく広げることができると言う点で、たとえ最初はあまり興味を示さなくても、英語を学ぶ環境は整えてあげましょう。

もちろん、それでも「やらされている」という感覚では伸びません。

環境を整えるというのは、例えば、優れた教材を与えて一緒にやってみたり、オンライン英会話(ネイティブ講師の英会話がお勧めです)をやってみたり、いろいろと試して、子供に合った方法で英語学習(英会話)方法を見つけることです。

他にも、地元で国際交流イベントなどがないかをチェックしたり、中学生などでは市が提携している姉妹都市とのホームステイなどを募集していることもあるので、そういったものをチェックしてみることもおすすめです。

教材であれば、ハッピーイングリッシュ、オンライン英会話なら【Cambly(キャンブリー)】
がおすすめです。


小学生、中学生のうちにやっておきたい3つのこと

私自身は、英語が全く話せない親のもとで育ちましたが、英語が自由に使えるようにまでなりました。

でも、もし子供時代に戻れたらこれをやっておきたかった、やっておけば良かったということがあります。

それは、「発音」と「リスニング」です。

文法や読み書きは大人になってからやっても、ある程度ニア・ネイティブ・レベルに近づくことができます。

でも、発音とリスニングは違います。

臨界期までに身につけておかないと、それ以降はネイティブレベルに習得するのはとても難しいというのはよく言われていますし、移民を対象にした研究でもはっきりと分かっています。

習得ができないわけではありませんが、かなり苦労します。「L」と「R」、「B」と「V」の発音の違い、聞き分けなどがよい例です。

なので、子供には特に「発音」と「リスニング」、「リズム」が習得できるハッピーイングリッシュのような教材を選んであげましょう。


まとめ

親が英語が苦手でも、子供は英語が話せるようになります。
それにはできれば興味を持ってもらうこと、そのためにベネフィット(利点)を日頃から伝えること、そして、適切な英語教材やオンライン英会話などで「学ぶ環境」を作って、旅行や国際イベントで「使う機会」を作ってあげることが大切です。

そして、子供が将来使える英語を身につけるなら、子供のうちから発音やリスニングにも力を入れてあげるようにしてください。

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